新橋に有るヤクルトホール。
試写会などで訪れた方も多いこの場所が、無くなってしまうそうです。
私も青春時代、このステージでコンクールに出たりしたので、感無量です。
女性だけのアンサンブルグループで、演奏した際に、ピッタリ音が有ってメンバー顔を見合わせた事が有りました。
そして、その時は受賞と言う嬉しい結果が付いてきました。
あんな事は人生なかなか体験できません。
そのメンバーとは未だに食事をしたり、一緒にライブに行ったりもしていまいます。
学校や会社とは違う、利害関係のない友人は宝物です。
ホールの緞帳は大体豪華な詩集をしてある物が多いのですが、以前、ここの緞帳は金属製?のキャタピラの様なものだった事が有り、衣裳の端が絡まって怖い思いをした事が有りました。
ステージ上で、ハイヒールが滑ってひやっとした事も有りました。
コンクール受賞者にインタビューして、インタビューする側の私も泣きそうになった事お有りました。
そんな思い出が沢山、沢山あるヤクルトホールで最後のお仕事。
ホールの方から差入にヤクルトがスタッフに配られました。
さようならヤクルトホール、そして、ありがとうヤクルトホール。
ヤクルトホール外から。
入口。
入口階段の上ロビー客席客席から舞台(撤収中)ここは花道が有ったのです。舞台袖から客席への道。楽屋には…伊藤四郎さんが「あんたがたタフマン♪」と歌っていたのを思い出します。仕事が終わって緞帳が下りました。緞帳の裏には「火の用心」ホール袖にはヤクルトホールと書かれた箱が沢山。ヤクルトが入っている訳ではありません。ホールの中から出ます。今日の催し物が表示されます。仕事が終わって。ネオンが灯っていました。何だか寂しいな。